身近な法律である民法について

法律と聞くと、どうしても難しいものというイメージがあります。
そのため、ついつい敬遠しがちなジャンルではありますが、実はかなり生活に身近なものです。
そんな中でも、最も暮らしや生活に身近な法律は民法と呼ばれています。
民法とは、私人間の関係を規定する法律です。
簡単に言えば、社会生活の中で人間一人一人が背負うことになる義務や責任、権利について一定のルールを定めたものを言います。
ルールを定めなければ社会生活においての秩序を維持できず、誰もが好き勝手な行動をしてしまうからです。
特に民法は、公的権力を持たない私人同士の関係を規定した最も基本的な法律であり、対人トラブルに対して効力を発揮する法律であると言えます。
そんな民法の中には、基本原則と呼ばれるものが盛り込まれています。
近代私法の三原則とも呼ばれており、主に権利能力平等の原則・私的自治の原則・所有権絶対の原則が柱となっています。
権利能力平等の原則は全ての人は等しく権利義務の主体となる資格を持っていることを謳い、私的自治の原則は私的な法律関係については個人の自由な意思に基づいて形成することができると謳い、所有権絶対の原則は所有権が他人や公権力の支配や干渉を受けないことを謳っています。
これにより、トラブルになった場合は自分を守る盾にしたり、逆に相手を攻撃する武器として使うことができます。
これら以外にも原則はあり、契約自由の原則、過失責任の原則などがあり、誰もが平等に権利や義務、責任を負っていることを謳っています。